コンクリート住宅も定期的なメンテナンスは必要？

コンクリート住宅も定期的なメンテナンスは必要？

コンクリート住宅の耐久性は約50年とも言われているように、木造住宅の倍近くの耐久性を維持できる住宅です。自然災害にも強く、劣化しにくい住宅になることから注文住宅を建てる方の中にはコンクリート住宅を希望する方も少なくはありません。頑丈で高耐久なことで忘れがちになりますが、コンクリート住宅でもメンテナンスは必須です。その範囲はまずは外壁を確認することが必要とされ、カビや苔、藻などが付着している場合、早期にホームセンターで購入できる除去剤を使って完全に落とすことが必要です。放置してしまうと範囲が広がってしまい、デッキブラシを用いても簡単に落とせない状態になる可能性があるので、定期的に外壁の点検をする必要性はあります。次に重要になるメンテナンス箇所は屋上をあげることができ、一定期間毎や屋内側で異変を察知した際には、屋上からの雨漏りが起きている可能性があるので注意が必要です。屋上防水を定期的に施工することが必要とされるので、忘れずに日頃からの点検作業は行った方が安心ではないでしょうか。

日本でコンクリート住宅に住むことで得られること

海外では当たり前でも、日本では全ての住宅がコンクリートというわけではありません。以前として木材をふんだんに用いられた家が人気だからです。確かに天然素材の家は環境にも人体にも優しい上に、見た目も素敵でそれだけでおしゃれに見えます。とはいえ、木材の確保は年々難しくなっており海外性に頼らざるを得ません。北欧などから材木を輸入していますが、それらの建材は必ずしも日本の気候にあっているといえないので賛否両論あります。コンクリート住宅と聞くと無機質で温かみがないと感じるかも知れません。ではコンクリート住宅にはどのようなメリットがありますか。その一つは機密性が非常に高いことです。外気の侵入を防ぐために、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことが可能です。その上地震にも強いので災害時の被害を最小限に抑えることができます。シロアリなどの害虫の被害も心配が入りませんから、家のメンテナンスにかかる費用も安くて済みます。メリットがたくさんあるので人気は高まっています。